EHにおける商品開発部門の責任者。
商品のコンセプトに合った機能を
徹底的に追求して商品化。
おススメ商品は、彼の探究心から生まれる。
- ―
- まずは開発の経緯というか、きっかけみたいなことから、お話を伺いたいのですが。
- 大迫
- そもそもEHでは、鹿児島の奥薩摩という所で、
ユウスイマイという、お米を作っていましてね。
- ―
- お米を作っていたのは、知りませんでした・・・。
- 大迫
- これが、天日干しなんかにもこだわっている、旨い米なんですけどね。
それを販売したり、 
としてお客様に差し上げていたんです。
- ―
- 自社ならではのお米ですか。それは、お客様も喜ばれるでしょうね。
- 大迫
- そうなんです。
でね、今度は「美味しいご飯を炊くための、炊飯器はないの?」
という、ご意見を頂戴しましてね(笑) 。
- ―
- お米を作っていたら、自然の流れですよね。
炊飯器によってお米の味って変わりますもんね。
- 大迫
- 本当にそうなんですよ。
それで、「じゃあ、炊飯器を作ろうか」、ということになったんです。

- ―
- タイガーさんと組むことになったのは、
どういった経緯だったんですか?
- 大迫
- 炊飯器とひと口に言っても、多くのメーカーさんが、
色々な種類のものを作ってますので、
新作発表会に行ってみたりして、研究したんです。その中で、
すごく美味しいご飯に出会ったわけなんですけどね。
- ―
-
それがタイガーさんだった、と。ちなみにこのお釜、すごく 
ですね。
- 大迫
- そうなんです。12層ですから!! この厚みのおかげで、おいしいご飯が炊けます。
- ―
- 釜が厚いと、何かメリットがあるんですか?
- 大迫
- ここまでしっかりしていると、色々と料理ができるんですよ。
で、せっかくタイガーさんと組むわけですし、
これまでにない炊飯器、を作ろうということになったんです。
- ―
- 最大のポイントは何なんですか?
- 大迫
- 「まほうなべ」ですね。これは保温調理鍋なんですけどね。

- ―
-
なぜ魔法なんですか?ネーミングが 
鍋っていいですね。。
- 大迫
- 分かりやすく言うと…。魔法瓶にお湯を入れていると冷めないでしょう。
- ―
- はい。
- 大迫
- まほうなべの内鍋を直火にかけて、沸騰したところで外鍋へ移すと、
保温の状態が続き、直火にかけなくても、料理を続行してくれる、
というわけなんです。
- ―
- ・・・すみません。普段あまり料理をしないんで、
いまいち使い方のイメージがわかないんですが…。
- 大迫
- では、あとはカレーを作りながら説明しましょう!!
- ―
- よろしくお願いします!
- 大迫
- 今日は、料理上手の社員を連れてきていますから。
では早速、始めてもらおうかな。
- ―
- テレビ番組みたいになってきましたが。
- 大迫
- そうですね(笑)
では、まずは野菜と肉を切って、
まほうなべの内鍋で軽く炒めたところで、水をそそぎます。

- ―
- ここまでは普通のカレーと同じですね。
- 大迫
- そう。で、沸騰したところで外鍋に移して蓋をしておきます。
- ―
- え? いいんですか?
まだ肉も完全に火が通っていないですし、野菜も固いですよ?
- 大迫
- 大丈夫、大丈夫(笑) まぁ、見ていて下さい。
- ―
- これで、もう放っておくだけなんですか?
- 大迫
- そうです。スープが熱いわけだから、
その間ちゃんと煮えていくわけです。
とろ火で煮込んでいるのと同じことになるわけだから。
- ―
- 今、気づきましたけど、ものすごい省エネな鍋ですよね?
- 大迫
- えぇ。とってもエコでしょ(笑)それに、何より安全ですしね。
だって、この間、鍋から離れて他のことができるんですから。
- ―
-
これを 
でやろうと思ったら…。
- 大迫
- そう、ガスのとろ火で煮込もうと思ったら、
どうしても火のそばから離れられないでしょう。
ちょっと換気扇の風なんかで火が消えちゃったりしたら、ねぇ。危ないですよ。
- ―
- そうですよね。
- 大迫
- 掃除をしてても、気が気じゃない。もちろん、買い物にも行けないし。
- ―
- 現代人は忙しいですからね。
鍋につきっきりでいなくても良い安心感が
得られるというのは、大きいですね。
子供やお年寄りがいる家庭なんかだと特に。
- 大迫
-
ある程度の長い時間をかけて煮込んだほうが美味しいでしょう。例えば、 
やなんかでも、
- ―
- 煮込みものは、そうですね。
- 大迫
- たとえば、夜のおかずを、朝や昼に仕込んでおくわけです。
その間、味も染みてね、煮えていくわけですから。
夕飯準備がぐっと楽になると思います。
- ―
- 忙しい方には、本当に有り難い鍋ですね。
- 大迫
- そう思います。

- 大迫
- じゃぁ、カレーの具材を煮ている間に、ご飯を炊いちゃいましょうか。
- ―
- 普通に炊飯ボタンを押せばいいんですね。
- 大迫
- はい、ごく普通に。

- ―
- あの・・・ちょっと質問があるんですけど…。
- 大迫
- はい、なんでしょう?
- ―
- よく言うじゃないですか、かまどで炊いてたご飯は美味しかったって。
ということは、ご飯は基本的に、昔の方が美味しいということですか?
炊飯技術というのは、昔と比べてどうなんでしょう。
- 大迫
-
羽釜の下の火が全体に回って、一気に熱が加わって炊き上げていくから。かまどのご飯が美味しい理由は、あの 
ですね。
- ―
- 全体的に強い熱が入るんですね。
- 大迫
- ええ。それにより、お米が対流するわけです。
それを再現したのが、この炊飯器に備わっている、
炎IHと熾火(おきび)ヒーターなんです。
- ―
- 炊いている様子がイメージしやすいネーミングですね。
- 大迫
- 炎IHの火力で釜全体を一気に加熱して、
熾火ヒーターの柔らかい加熱でお米の旨みを引き出すんです。
- ―
- 柔らかい火というのは、どういうイメージなんでしょうか?
- 大迫
- 熾火というネーミング通り、真っ赤に熱せられた炭のような、
柔らかな火の当たり方ですね。それとね、釜に合わせて使っていた 
があったでしょう。知ってます?
- ―
- はい。
- 大迫
- ちょっと分厚い、あのふたがいい仕事をするんです。
ご飯のおねばを、たくさん引き出すんですね。
- ―
- おねば、とは?
- 大迫
- 粘りと甘みが引き出された「でんぷん」のことです。
あの、ほら、ネバネバしたやつです。
- ―
- おねばが多いほうが、ご飯は美味しいんですか?
- 大迫
- そうです。でもね、現代の炊飯器の技術というのが、またすごい。
いい炊飯器だと火よりも強い熱が出ますしね。
あと、ふたの内側に真空断熱ふたっていうのがあるんですけど。
- ―
- 放熱を防ぐんですか?
- 大迫
- そうです。炊飯中に熱が最も逃げやすいのは、ふたなんですよね。
ここを真空断熱構造にすることで、お米からたっぷりと出たおねばを、
逃さずご飯に戻すことができるんです。
- ―
- あ、なるほど。

- 大迫
- ほら、今まさに、蓋がゴトゴト揺れてるでしょう。
引き出されたおねばが、真空断熱ふたに貯め込まれるんです。
それで炊き上がったときに、ご飯に戻るんです。これは、非常に高度な技術ですよ。
- ―
-

と薪で炊いていた時のご飯を再現しているわけですね。
- 大迫
- 再現というか、上回ってるんですよ。だから昔炊いていたお米より美味しい。
- ―
- ちなみに、このお釜が12層なのは、美味しいお米を炊くのに効果的なんですか?
- 大迫
- もちろん。
12層構造にすることで、熱の拡散性が高まり、加熱のムラが抑えられます。
「どれだけ熱が入っていくか」が、釜の命ですから。
- ―
- 層が何層にもあるということは、それだけ保温性も高いということですね。
- 大迫
- そう。だから、均一にふっくらと炊きあがるんです。

- 大迫
- では、カレーを仕上げましょうか。
- ―
- お願いします。お腹もいい具合に空いてきました!
- 大迫
- 内鍋を外鍋から出すと…。ほら、もう野菜も肉もきちんと火は通っているでしょう。
- ―
- 本当ですね! (感動)
- 大迫
- あとはルーを加えて、再び加熱して、溶ければ、出来上がり!!
これをまた、外鍋で保温しておけば、
おかわりの時もすぐにアツアツが食べられるわけです。(笑)
- ―
- はぁ~・・・。良く考えられていますよねぇ。(笑)

- 大迫
- ほら。野菜が煮くずれていないでしょ?
保温調理だと、こういうことができるんです。じゃがいもなんて、本当に 
してます。
- ―
- たしかに、見た目もしっかりしてますね。
- 大迫
- かぼちゃなんかもね、ガスの強火で煮たら崩れやすいんですね。
普通の火は下からだけでしょう。だから、皮が剥げたり、
底が煮崩れたりするんです。
- ―
- なるほど。
- 大迫
- まほうなべの場合、全体から熱が伝わるから、煮崩れが少ないんです。
- ―
- ここで気になってくるのが、お値段ですが…。
- 大迫
- 炊飯器と魔法鍋のセットで、12万5000円プラス消費税です。
- ―
- バラ売りは??
- 大迫
- いえ、セット売りのみなんです。
- ―
- 金額としては、高額ですよね。
機能を理解して、カレーやご飯の美味しさを味わって、
毎日使うものと思えば、そんなにべらぼうな値段には感じませんけど(笑)
- 大迫
- 要は、今の時代は昔と違って、食の幅も広がって、
ご飯というのもあんまり食べないでしょう。
それこそ年をとれば、本当に軽く1杯くらい。おかずも豊富な時代ですから。
- ―
- そうですね。
- 大迫
- えぇ。それで今、美味しいものを、少しだけ食べたい、という人が、
増えているんです。
- ―
- 質を重視しているお客様に向けて、ということですね。
- 大迫
- はい。そういうお客様に向けた商品ですね。
さて、それでは、召し上がってみて下さい。



| サイズ: | (約) 30.1×39.9×23.3cm |
| /(約)35.9×32.6×22.5cm | |
| 質 量: | (約) 6.0kg/(約) 4.1kg |
| ※販売終了:この商品は2006年9月~2009年2月までの販売となっております。 |















